トップページ >> イベント情報 >>企画展スケジュール>> 企画展「熊野古道 大辺路」

企画展 シリーズ熊野古道
「熊野古道大辺路〜海と山が織りなす古の道〜」

期   間: 平成29年4月22日(土)〜6月18日 (日)  ※期間中無休

時   間: 午前9時〜午後5時    

場   所: 企画展示室

入 場 料: 無料

■詳細
 
熊野三山に至る参詣道のひとつで、紀伊半島南西部から南東部にかけて海辺近くを通る道が熊野古道大辺路です。その区間は田辺の北新町から紀伊勝浦浜の宮までで、距離にして約92q(23里程)です。大辺路は他の熊野古道同様坂道の多い難路で、しかも西国巡礼の道からははずれ、さらに熊野参詣道の本街道とされる中辺路より距離が長いということで、近世から近代にかけて大辺路を往来する人々は多くありませんでした。それでも大辺路にあるいくつかの指導標には「若山道」の表示が見られ、熊野三山からの下向道として観光目的に人々が利用しました。中でも、文人墨客が絶賛し、好んで歩いた道で、数々の紀行文や画を残しています。
 本展では大辺路の語が初見される近世から、世界遺産に登録された現代までそれぞれの時代を概観し、その中でどのような人々が通行し、そしてどのような振舞いをしたのかを明らかにし、道の世界遺産・大辺路の魅力を紹介します。

≪展示構成≫
@近世の大辺路
近世の大辺路を歩いた人々に焦点を当て、これらの人々の振舞いと地域との関りについて作品を通して紹介します。

A近代の大辺路
海路と陸路2つの道に焦点を当て、それぞれの変遷や役割、また人との関わりについて紹介します。

B現代の大辺路
追加登録された資産も含め、現在の大辺路の姿を動画と写真で紹介し、その魅力を紹介します。

≪付属イベント≫
@講演会「大辺路の暮らしが生んだ世界遺産〜追加登録された大辺路〜」
世界遺産として登録された熊野古道は、本来は地域と地域を結ぶ生活の道として地域住民が開削した道です。やがて熊野詣でや西国観音巡礼が盛んになるにつれ、信仰の道としての要素が強くなりました。本講演会では大辺路の変遷を追いながら地域の暮らしとどのように関わってきたのかを紹介していただき、新しく世界遺産として追加登録された大辺路の調査から道普請までの苦労話や魅力についてお話しいただきます。

1.日 時:4月23日(日) 午後1時30分〜3時
2.入場料:無料
3.定 員:80名(要申込・先着順)
4.場 所:展示棟映像ホール
5.講 師:上野一夫さん(串本町文化財保護審議会委員長、大辺路刈り開き隊隊長)
6.受 付:3月23日(木)〜4月22日(土)

A新しい古道の歩き方「大辺路を歩く〜新緑の長井坂・ミツバツツジを訪ねて〜」
 和歌山県すさみ町内の熊野古道大辺路を歩くツアーを開催します。道中には馬転坂と長井坂の2つの峠道があり、昨年10月には2つの峠道の間にある「タオの峠」が世界遺産に追加登録されました。長井坂からは枯木灘が眺望でき、また4月下旬はミツバツツジの開花時期と重なり、美しい景観が広がり道を彩ります。さらに道中には「段築」と呼ばれる尾根上に盛土をした土手が残り、熊野古道ではここだけに見られる極めて貴重な遺産です。熊野古道大辺路の歴史的遺産を学び、大辺路第一と言われる絶景を満喫します。

1.日 時:4月29日(祝・土) 午前9時〜午後3時30分
 ※雨天の場合、翌4月30日(日)に順延
2.参加料:500円 (保険料含む) *別途、JR運賃210円必要
3.定 員:20人(要申込・応募多数の場合抽選)
4.場 所:熊野古道大辺路長井坂(和歌山県西牟婁郡すさみ町)
5.案内人:小倉重起さん(大辺路長井坂クラブ事務局、すさみ町文化財委員)
6.対 象:どなたでも ※健脚者向けコース(歩行距離11q)
7.受 付:3月29日(水)〜4月21日(金)


  ミツバツツジと大辺路

  
           段 築                    長井坂からの眺め  
    






 


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