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イベントレポート

 熊野古道センターにてこれまで開催してきた各種イベントの様子をご紹介します。

平成20年4月19日(土)、20日(日)熊野古道育成講座~熊野古道を安全で魅力的にガイドするために~を開催しました

2008年04月27日

ネームトスで楽しみながらお互いを知る
 熊野古道センターで初めての実施となる人材育成講座である「熊野古道ガイド育成講座」を開催しました。この講座は、熊野古道でガイドをしている方だけなく、様々なイベントや体験企画を実施している方、またそれに興味を抱いている方のための講座です。大杉谷自然学校の講師お2人によって、コミュニケーションをとるための良い意味で意外な手法の数々を伝授していただきました!
 この講座には、私達熊野古道センタースタッフも3人参加しました。現役の語り部さんが4人、そのほかの活動をされている方や、将来語り部をしたいとお考えの方が10人、という参加メンバーでした。
 1日目の午前、まずは、「参加者を知る」のプログラム。“ラインナップ”という手法で、背の順や、移住地南北、生誕地南北などの順にすばやく整列するゲームからスタート!コミュニケーションを自然にとりながら、お互いのことを知ることができます。そして、“フルーツバスケット”や“ネームトス”“ワープスピード”など簡単な小道具を使った「相互理解」のためのゲームを次々に行いました。参加者は全員が大人ですが、不思議なくらい楽しく、終始笑いが絶えることがありませんでした。そして、講座の参加者同士も、いつのまにかお互いのことを知り、打ち解けていきました。
 午後は熊野古道モデルガイドウォークのため、馬越峠道へでかけました。ここでは、現役の語り部さんに交代でガイドをしていただき、普段は体験する機会のない、他人のガイドというものをみながら、お互いの良い点・改善点を見直しながら歩きました。
お互いのガイドに意見を出しあう
 さぁ、二日目はいよいよ「伝える技術」を学びます。ガイドという役目は、限られた時間の中で、様々な対象(年齢・性別・性格・目的の異なった参加者)にむけて、実に多くのことを伝えなければいけません。そこで、伝える技術がいかに大切か、伝えることがいかに難しいか、そしてそれをどう伝えるか、を学びました。
 そのプログラムの始まりは意外や意外!白い紙の包みを一人ずつ渡され、香りを当てるというものでした。そして、三種類の袋の中に三種類の異なったものが入っており、手でさわることで中身を当てるというゲームもしました。大人の私達ですら、「見えないものを嗅ぐ・触る」という行為はドキドキするものでしたし、“想像力”をフルに掻き立てるもので、みなさん真剣そのもの!袋の中身は、①リスが巣作りのために削り取った杉の皮の繊維、②熊野大社屋根の檜葺、③「坊主杉」と呼ばれる樹齢1000年以上の杉の枝・・・ただの杉、ただの檜でも、それぞれに様々なストーリーがあります。「見えるものから見えないものを伝える」手法の効果を身を持って体感しました。
 その後天気もよいということで、センターから歩いて10分ほどの村嶋滝へ向かいました。そこでは、まず1枚ずつのハガキと筆ペンを渡され、歩きながら自分が気になったものを一つだけ見つけ、そのものを表現する3つの言葉を書き記すというお題を与えられました。雨のあとということもあり、滝は豊富な水しぶきをあげてキラキラ光っていましたさて、ここでみなさんが書いたハガキをシャッフル!手に渡ったハガキの主はわかりませんが、ハガキに書かれた3つの言葉から、その人が気になったものを言い当てるというゲームに復路の道中は取り組むことになりました。
発見! センターから徒歩10分に素敵な滝があります。
小さな小さな鳥の卵。どうしてここに落ちたのか、様々なイメージを巡らす・・・ この答えは・・・?     A.くもの巣!!








 午後はこの二日間の振り返り。今、誰しも少なからず「イメージする」心の豊かさを日々の日常で忘れがちです。五感を蘇らせることと、イメージをふくらませる作業を共有することを、小道具や表現の仕方によって参加者にもたらし、ガイドする―。その効果を実感しました。
 また、普段、語り部さんやイベント主催者はなかなか第三者的立場になって自分を省みることは難しいので、「理想のガイド像」について意見を出し合い、お互いの活動を振り返るよいきっかけとなりました。
 当センターでも様々な体験ツアーを企画していますが、この講座中に使った手法なども、「次にこれを応用して使おう!」などとインスピレーションが生まれ、とても有意義な講座だったと思います。
夢中になる大人ってステキです!
 第2回は6月に開催します。応用編になりますが、2回目からの参加も可能ですので、ご興味のある方はぜひともいらしてください。

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