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イベントレポート

 熊野古道センターにてこれまで開催してきた各種イベントの様子をご紹介します。

平成22年2月21日(日)新しい古道の歩き方「魚つき林と楯ヶ崎を楽しもう!! ~海と森の恵みを味わう旅~」を開催しま

2010年02月21日

楯ヶ崎を背に


  うつなみに   満ちくる汐の   たたかふを 
          楯ヶ崎とは   いふにぞありける
                 (増基法師『いほぬし』)


 1月17日の尾鷲市須賀利・1月30日の紀北町島勝に続いて、海と陸から、海と山の深い関わりを感じていただくツアーの第三弾!!
 今回お邪魔したのは、熊野市楯ヶ崎とその周辺の海や魚つき林です。

 はるか昔々、神武天皇が苦難の果てにたどり着いたと伝えられる伝説の地で、大自然の織りなす造形美を堪能していただきました。

 旅の始まりは、熊野市遊木(ゆき)町のハマケン水産。

 お船とお食事、お世話になりました(^・^)

熊野市遊木町のハマケン水産に集結した20人の旅人たち 








 天気は晴朗、波も穏やか。
 三月に一日とないほどの、ベタ凪の海で、絶好の航海日和でした。

 遊木の港を出航してほどなく、鳥居がみえます。遊木の漁民の守り神・国市神社です。航海の無事を祈願して、これから1時間半のほど海から楯ヶ崎・海金剛をはじめとする奇観の数々を堪能する旅へと出かけます。
 海の旅先案内人は、地元遊木町の現役漁師で熊野各地の地域を盛り上げる活動もされている畑中伉(ただし)さん。
 柔らかな語り口で、海からの見所を披露していただきました。

船旅の安全祈願絶好の航海日和、海はいい!! 







 熊野灘から、大自然の造形美・柱状節理の岩壁を眺められます。「ガマの口」や「海金剛」の偉観に、圧倒されます。「海金剛」は熊野灘に面する高さ160メートルの断崖絶壁のことで、その姿は海上からでないと眺めることはできません。視界に収まりきらないくらいの巨大な海金剛と、それに打ち付ける白刃の波はまさに驚異の光景といえます!

ハマケンさんの絶妙な操船で「ガマの口」に入っていきます。高さ160メートルの断崖絶壁「海金剛」















 船は、阿古師(あこし)神社に上陸します。
 熊野灘で遭難して亡くなった神武天皇の兄の三毛入野命(みけいりのみこと)が祀られているとの由来もある由緒あるお社です。

 ここから、魚つき林内を散策します。
 ご案内は、現役林業家の鈴木祥嗣さん。新鹿を中心に、多くの山林を管理されている山のプロです。
 タブノキ、イヌマキ、カゴノキ、バクチノキ、ヤブツバキ、ホルトノキ、シダジイやクスノキ、ウバメガ、バリバリノキ、シマサルナシやリュウキュウマメガキなどなど、照葉樹林の中で森林浴気分で散策です。

神武天皇さながらに、阿古師神社に上陸です。海岸性の照葉樹林のなかを行く遊歩道。

















 ついに到着!! 楯ヶ崎
 楯ヶ崎はその名のごとく、海面から空をめがけて突き出る楯のような形をしています。高さは67メートル。平安時代の旅する歌人・増基法師によって「神のたたかひたる処とて、楯をつらねたるやうな巌どもあり」と紹介されています。
 増基法師ならずとも、その奇観に圧倒されます。

千畳敷にて、楯ヶ崎を望む海と山の男







 帰路の船上でも、数多の奇観を見せてくれました。
 お昼ごはんは、ハマケン自慢のお料理です。
 今年はブリが不漁で全然獲れなかったのですが、なんと、前々日に天然のブリが獲れたとのこと。ラッキーです。

 海の幸いっぱいのお食事のあとは、遊木の町でふれあい見つけ旅。

ハマケン自慢のお料理地元の漁師さんとのふれあい







 いかがでしたでしょうか。
 熊野古道センターでは、今後も熊野の魅力を様々な角度から楽しめるツアーを計画しております。
 あなたも、参加してみませんか?

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