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イベントレポート

 熊野古道センターにてこれまで開催してきた各種イベントの様子をご紹介します。

平成26年3月2日(日)「大杉谷森林鉄道 記録フィルム映写会&座談会」を開催しました!!

2014年03月02日

満員でした!
100名を越える方にご来場いただきました!
埼玉県や兵庫県など遠方からもお越しいただきました。
お席がご用意できず、立ち見でご参加いただいた方にはご不便をおかけしましたが、最後までご参加いただきありがとうございました。
 当センターでは、昨年11月「新しい古道の歩き方 秋の古和谷~インクライン跡を訪ねて~」と題して、古和谷国有林に残る森林鉄道の遺構を見学するツアーを開催しましたが、今回はその続編ということで、森林鉄道の中でも東紀州最大の大杉谷森林鉄道をご紹介させていただきました。
↓イベントレポートはこちらでご覧いただけます。
www.kumanokodocenter.com/system/report.php?itemid=520

 第1部は、大杉谷森林鉄道の歴史と現状について、鉄道史研究家の片岡督さんと大杉谷登山センターの曽野和郎さんにそれぞれご講演いただきました。
ご存じの方もいらっしゃると思いますが、お二人は昨年『三重県の森林鉄道~知られざる東紀州の鉄道網~』という本を出されました。

 実は、古和谷を歩くツアーを企画した際、森林鉄道について何か資料をお借りできないかと、片岡さんにご連絡させていただいたことがきっかけで、今回の講演会のオファーをさせていただきました。

 片岡さんには、森林鉄道が東紀州の発展にいかに貢献したかについてお話いただきました。林業における先人の知恵や技術のすばらしさ、また、それらの歴史を調べることの楽しさを伝えてくれました。東紀州にはまだまだ知られていない歴史が多く眠っています。これらの発見が東紀州の発展に繋がるのです。

 曽野さんは、調査のため大杉谷の軌道跡を歩かれたときの写真を、地形図で位置確認をしながら、報告してくださいました。まるで、私たちも実際に歩いているような感覚でした。まだまだ探せばいろいろ出てきそうですが、この大杉谷の探索では、山歩きのプロである曽野さんでも危険と感じるような場所もあったそうです。絶対に1人では行かないで下さい。

 第2部の記録フィルム映写会では、昭和42年に営林署が制作した「大杉谷国有林をたずねて」をご覧いただきました。伐採された木材が、索道やトロッコで運搬される様子がカラーで記録されている貴重な映像です。

 そして、第3部では、当時このトロッコを牽引するための機関車を運転されていた瀬戸修藏さんをゲストに迎え、座談会を開催しました。当センターの川端守センター長が司会を務め、瀬戸さんに質問していくという形でしたが、中盤以降は会場からも様々なご質問が飛び出すという意外な展開でした。当時林業に携わっていた方や、林業で栄えた時代のこの地域を知っている方などが多かったようで、当時を懐かしみながら楽しい時間をお過ごしいただけたように感じました。
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 今回は、鉄道の中でも森林鉄道という、あまり馴染みのないテーマにも関わらず、多くの方にお越し頂けたのは大変驚きでしたが、この地域の林業に関心を持っていらっしゃる方が多いということは、大変嬉しくもあります。
 また、山歩きをされる方も多かったのではないでしょうか。日本三大渓谷の一つである大杉谷はさすがに人気が高いようです。

 山歩きをしていると、何だかわからないけど、きっと林業関係の道具だろうなとか、なぜこんな場所に住居跡のようなものがあるのだろうかとか、大変な苦労があったことを感じさせる石積みなど、様々なものに遭遇します。でも、それらの歴史について調べてみようとは、なかなかいかないものです。片岡さんは20年に渡り、森林鉄道の歴史について調べてこられましたが、それは歴史を調べることの楽しさを誰よりも知っていたからなのでしょうね。そして、曽野さんという強力なパートナーを見つけられました。お二人はこれからも調査を続けられることと思います。

 当センターでも、今後もこのような東紀州の知られざる遺構を巡るツアーを企画していきたいと考えています。お楽しみに!

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