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イベントレポート

 熊野古道センターにてこれまで開催してきた各種イベントの様子をご紹介します。

平成29年5月27日(土)新しい古道の歩き方「海と山を結ぶ交易の道・北山道を行く」を開催しました!!

2017年05月27日

通り峠県内外からご参加いただいた19名の皆さんと一緒に、熊野と吉野を結ぶ最短ルートである北山道の出発点から、赤木地区までを歩き、丸山千枚田を巡りました。
 熊野古道伊勢路最後の峠道松本峠を越え、花の窟神社まで来ると、道は熊野速玉大社へ向かう浜街道と、熊野本宮大社へ向かう本宮道に分かれます。そしてこの本宮道の風伝峠を越えると、通り峠を越えて吉野へ向かう北山道への分岐があり、そこには「右通り峠」と記した道標が建ちます。今回はこの北山道を行くツアーを開催しました。北山道起点
 川口洋司さん(熊野古道語り部友の会会員、尾鷲セラピストの会会長)の案内の元、通り峠の苔むした石畳や峠に佇む「子安地蔵」(嘉永4年建立)、丸山千枚田の美しい棚田の風景が一望できる展望所、手付かずの自然が残る杉や雑木の林道、赤木城が遠望できる場所、田植えを終えたばかりの丸山千枚田などを巡りました。

苔むした石畳道子安地蔵展望台から見る丸山千枚田 赤木城跡を遠望















 北山道は、かつて、熊野の人々が、魚や塩を担いで吉野へ行商に向かった道です。巡礼の道に比べ、少し幅の狭い石畳道からも、生活道として使われていたことがわかります。子安地蔵が佇む通り峠では、涼しい風が吹き抜けていました。風が通る場所。名前の由来といわれています。峠の下りでは不思議と風が止んでしまいました。この時、1匹のアサギマダラがゆったりと飛んでいきました。まるで、私たちを歓迎してくれているかのようで、うれしい気持ちになりました。赤木地区では、今年、4月6日(城の日)に「続日本100名城」に選ばれた赤木城の歴史についてもお話しいただきました。最近では、霧の中に浮かぶ城跡が幻想的で、天空の城ともいわれ写真家の間で人気を集めています。赤木城については熊野市のホームページで詳しく紹介していますので、下記のアドレスからどうぞ。
http://www.city.kumano.mie.jp/kankou/akagijo/akagijo.html
 当センターでは、8月に熊野のお城に関する講演会を予定していますので、お城に興味のある方は是非ご来場ください。
 そして、最後に訪れた丸山千枚田は、日本の棚田100選にも選ばれていて、あまりにも有名ですが、いつ来ても圧倒される美しい景観です。6月10日の豊作をお祈りする行事「虫送り」には、毎年多くの観光客や写真家が訪れて賑わいます。丸山千枚田ではちょうど今、たくさんのホタルを見ることができるそうです。お近くへお越しの方は、蛍狩りに出かけてみてはいかがでしょうか。
丸山千枚田
イベントを終えて…
 昨年は雨で中止となったツアーですが、今年は天気に恵まれ無事に開催することができてほっとしました。熊野の人々の暮らしに思いを馳せながら、どこか懐かしい感じがするのどかな里山の初夏の風景を楽しんでいただけたのではないでしょうか。ガイドの川口さんは、疲れが残らない歩き方を案内のスタイルとしてお持ちですが、そのおかげで、参加者の皆さんには心地よいハイキングを楽しんでいただくことができました。
ガイドの川口さん







 さて、次回の新しい古道の歩き方では、熊野古道伊勢路・始神峠の江戸道と明治道をご案内します。初心者でも安心して歩けるコースですので、熊野古道歩きをはじめたいという方におすすめです。詳しくは、イベント情報をご覧ください。

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