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イベントレポート

 熊野古道センターにてこれまで開催してきた各種イベントの様子をご紹介します。

平成30年5月20日(日)新しい古道の歩き方「民話の里を訪ねて~新緑の育生町へ」を開催しました!!

2018年05月20日

大丹倉
 育生町赤倉に伝わる民話「タツ島とビキ島」の舞台となった場所を巡るツアーを開催しました。
 熊野市の山間部に位置する育生町は、美しい川や滝、迫力ある巨岩など、大自然につつまれた場所です。中でも、高さ200メートル幅500メートルにも及ぶ大絶壁の大丹倉(おおにぐら)は修験者たちの修行の場として知られ、そこへ向かう途中には大きな岩が御神体の丹倉(あかぐら)神社があり、自然崇拝の名残が感じられます。また、清流が流れ、巨岩・奇岩が点在するこの地では、滝や岩にまつわる物語が生まれ語り継がれています。
 今回のツアーでは、育生地区地域まちづくり協議会会長の有木保さんに案内していただき、大丹倉に住む天狗様が、タツ島(龍)とビキ島(ヒキガエル)のケンカの仲裁をしていたという育生町赤倉に伝わる民話の舞台となった場所やその周辺を巡りました。新緑が美しい初夏の育生町を訪ね、磐座信仰が根付いた山里の大自然や深い歴史に触れていただきました。
 当日は、とこね広場に集合し、参加者のみなさんに車を乗合せていただき、大人平山の麓にある「ビキ島」への登り口へ移動しました。約1時間のトレッキングです。「ビキ島」は赤倉方面に向かって突き出た大岩で、岩の上に立つことはできませんでしたが、間近で見ることができました。ビキ島下山後は、尾川・長井・粉所地区の氏神で、毎年どぶろく祭りでにぎわう大森神社へ立ち寄り、この地域では珍しい春日造りの本殿を見学しました。




 お昼は、古民家喫茶「ちゃや」にて、美味しいジビエカレーやハヤシライスをいただきました。新鮮な野菜のサラダや漬物も美味しかったです。ちゃやにて食後は、プロジェクターを使って民話「タツ島とビキ島」を壁に映し出し、みなさんに観ていただきました。ちなみにこの映像は、熊野古道センターの展示棟にある民話コーナーでいつでも視聴することができます。




 午後は、車で赤倉へ向かいました。道中は点在する名所に立ち寄りながらのドライブです。まずは、大丹倉の絶景が眺められる場所へ。大丹倉を遠望ここは、撮影スポットとしても知られ、訪れる方も多いようですが、確かに絶景です。







 続いて、「アメノウオ伝説」や雨乞いの地として知られる「雨滝」へ。展望所もあるのですが、滝つぼまで下りていくとマイナスイオンをたっぷり浴びられるので、おすすめです。雨滝








 そして、いよいよ「タツ島」へ。車を停めて約10分登った所に口を開けた竜がビキ島の方向を向いて山の中に潜んでいます。タツ島下見の時は気づかなかったのですが、岩の上に登ることができることが分かり、みなさんには順番に登ってビキ島の方向を眺めていただきました。しかし、現在は木々が邪魔をしてビキジマを見ることはできませんでしたので、地図を参考に位置の確認をしていただきました。

丹倉神社 タツ島のすぐ近くに巨岩が御神体の「丹倉神社」があります。せっかくですので、こちらも立ち寄りました。それにしても大きな岩です。こちらでは現在も毎年11月にはお祭りが行われているそうです。




 最後は、来るときに道路から見上げた大丹倉を訪れ、岩の上からの景色を楽しんでいただきました。大丹倉に立つ民話では、天狗様がこの場所に立って、タツ島とビキ島のケンカの仲裁をしたと伝えられています。ここからは、天気が良ければタツ島を遠望することができます。
 今回のツアーを振り返って、参加者の皆さんからは、「普段行けない所や民話をきくことができて満足です。」「案内人の話も含め、すべてがとてもよかったです。」「変化に富んだ企画で楽しかったです。」「念願の大丹倉に行けてよかったです。」「また育生町のツアーを開催してほしい。」などの感想をいただきました。車での移動は大変でしたが、たくさん紹介できてよかったです。
 当センターではこれまで何度も育生町を訪れるツアーを開催していますが、まだ紹介できていない素敵な場所がたくさんあります。そのような場所をこれからもみなさんにご案内できれば幸いです。

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